レタス



レタスはちぎると白い液体が出てくるため、ラテン語の「牛乳」と名づけられました。
レタスに含まれるラクッコピコリンという成分には鎮静作用や熟睡作用があり、
ストレスの解消や不眠などに効果が期待でき、古くから、「恋の炎を静める働きがある」といわれています。

<調理ポイント>

レタスは包丁などで切らず、手でちぎったほうが切り口の変色を防ぐことができて、おいしく食べられます。
油と共に調理するとカロチンやビタミンEの吸収がよくなって 生で食べるより栄養分をよく摂ることができます

<保存方法>

水分をよく切り、ラップなどにつつんで冷蔵庫へ入れてください。
芯に、濡らしたキッチンペーパーやコットンをあてておくと、長持ちします。



小松菜



小松菜は江戸時代初期に東京の小松川地区で栽培されていた野菜です。
徳川綱吉が地名にちなんで命名した、とも言われています。

<調理ポイント>

アクがないので下湯はしなくても大丈夫です。水にさらす必要もありません。
みずみずしく新鮮なものなら生のまま、サラダにしてもおいしいです。

<保存方法>

全体に霧吹きで濡らしてから保存袋に入れ、冷蔵庫で根を下にし、立てて保存します。
少しかために茹でて保存容器で冷蔵保存(3日ほど)、もしかは冷凍保存(1ヶ月ほど)しておいてもいいです。



春菊



名前の通り、菊の一種です。一般的に菊の花は秋に咲くのに対し、
春に花が咲く菊ということから「春菊/しゅんぎく」と呼ばれるようになったようです。

<調理ポイント>

春菊は鍋料理をはじめ、茹でて和え物やおひたし、炒め物、天ぷらなどの揚げものが美味しいです。
茹でたものをミキサーにかけ、ピューレ状にしたもので魚料理などのソースを作ったりする事も出来ます。

<保存方法>

春菊は冷凍保存もできます。その場合は塩を入れた熱湯で30秒〜45分程度さっと固めに下茹でし、
すぐに冷水におとしてから水気を良く切って、小分けしてラップに包み冷凍します。



水菜



水菜は京都が原産地で、江戸時代の初めから栽培されています。
肥料を使わず水と土だけで作られていたことから、水菜と呼ばれるようになったと言われています。

<調理ポイント>

独特のシャキシャキした歯ごたえを生かすには、あまり火を通し過ぎないようにするのがいいです。
水菜の香りと辛みは、肉類の臭みを消す効果があり、煮物や鍋物には最適です。
油を使った炒め物などは、ビタミンAの吸収を良くします。

<保存方法>

冷蔵庫に保管する場合は、新聞紙を湿らせて全体を包み、ビニール袋などに入れて保管すると良いです。
茹でてから冷凍すると長期保存できます。



わさび菜



わさび菜は、九州で在来種の「からし菜」から生まれた変異種を育成されたものとされています。
葉が、長く伸び、淵がギザギザになるのが特徴で、わさびのようなピリッとした辛みを持っています。

<調理ポイント>

わさび菜にもからし菜特有のピリッとくる辛さがあり、肉料理にとてもよく合います。
辛みはワサビやカラシと同じ辛み成分によるもので、外側よりも、内側の若い葉に沢山含まれています。

<保存方法>

乾燥に弱いので濡れた新聞紙などでくるみ、ビニールやポリの袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れておきます。
長く持たせたい場合は塩漬けや、酢漬け、醤油漬けなど漬け物にします。



キャベツ



キャベツはヨーロッパ原産の野菜で紀元前7〜8世紀の古代ギリシャ、
ローマ時代にはすでに胃腸の調子を整える保健食として食べられていたそうです。

<調理ポイント>

春キャベツは柔らかい為、煮込まずサラダで、
冬キャベツなど固めのキャベツは、煮込みや炒め物にすると美味しいです。

<保存方法>

切ったキャベツは切り口からいたみだすので、ラップなどでしっかり覆うといいです。



白菜



原産地は中国北部で、野生の植物からではなく、カブと漬け菜類が自然に交雑して、
生まれたといわれています。

<調理ポイント>

白菜に含まれるビタミンCやカリウムなどの栄養素は、水に溶けやすい性質をもっています。
なので、鍋ものや肉・魚とのスープ煮など、汁ごと食べてしまえる料理にするのがおすすめです。

<保存方法>

丸ごと数枚の乾いた新聞紙に包んで、凍らないぐらいの冷暗所に、
根の部分を下にして立てかけておけば、2〜3週間は保存できます。



ほうれん草

ほうれん草

ほうれん草の原産地はコーカサスからイランにかけての西アジア。
ほうれん草の「ほうれん」とは、中国語でペルシャ(現在のイラン)のことを意味します。

<調理ポイント>

ほうれん草にはビタミンが豊富に含まれていますが、脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンがあります。
脂溶性ビタミンは油を使った加熱調理が向いていて、水溶性ビタミンは生食が向いています。
空気に触れただけで少なくなるビタミンもあるので、新鮮なうちに手早く調理するのがおすすめです。

<保存方法>

ほうれん草をすぐに食べない場合は、茹でてから保存します。
茹でたほうれん草の保存は冷蔵庫で2〜3日持ちます。冷凍保存の場合は1ヶ月が目安です。



モロヘイヤ

モロヘイヤ

原産地はエジプトといわれ、クレオパトラも好んで食べていたそうです。
古代エジプトの伝説に、どんな薬を飲んでも治らなかった王様の難病がモロヘイヤのスープで治ったという話があります。
それ以来、モロヘイヤをアラビア語で「王様の野菜(ムルキーヤ)」と呼ぶようになったのが語源のようです。

<調理ポイント>

モロヘイヤは調理法もほうれん草にほぼ類似していて、ほうれん草の代用品にも十分です。
モロヘイヤに含まれるアミノ酸は、免疫効果を上げる作用があるので、豚肉などと一緒に食べると効果的です。

<保存方法>

保存する時は、さっと手早くゆでた後、よく水切りをしてラップなどに一回分ずつ小分けして冷凍します。
冷凍する前に刻んでおけば、調理の手間が省けて便利です。



菜の花

菜の花

菜の花とは、種子から油を採るアブラナ科の植物の花芽の総称で、原産地は北ヨーロッパ。
日本には奈良時代までに伝わり、平安時代には油を採るようになりました。
花の蕾に含まれる花粉も食べることで、花粉症予防にも効果があるともいわれています。

<調理ポイント>

茹ですぎには注意が必要で、茹でたら、すぐに冷水にとり、色留めをするといいです。
菜の花のおいしさをまるごと味わうには、菜の花の一夜漬けがおすすめです。

<保存方法>

その日のうちに食べない分は湿らせたキッチンペーパーで全体をゆるく巻き、さらにラップで包んで、
花のほうを上にして冷蔵庫の野菜室に入れます。できるだけ早く食べるようにしましょう。
ゆでたものはラップに包めば冷凍保存ができます。長期保存は塩漬けに。



なばな

なばな

なばなは、菜の花を品種改良した野菜で、菜の花に比べ葉が縦横に広く、
花は咲かず、葉っぱや茎を食用します。調理方法は、菜の花と同様です。
地域によっては、「かき菜」や「折り菜」などの別名があります。